課題、マッチングで解決したい内容
カテゴリー:環境(食品リサイクル)
食品リサイクル法の改定に伴い、食品加工会社や食品スーパー,飲食店などにリサイクル率の目標が設定されたことで、各社個別にその達成方法を模索していますが、従来、可燃物として焼却処分されていた食品残渣(生ゴミ)を他の可燃物と分類し、別便でリサイクル処分することを検討した場合、事業系一般廃棄物の場合、リサイクルにかかるコストに加え、より安い業者を求めても業者を自由に選択できないため、収集運搬にかかるコストは収集運搬業者の言い値に従わざるを得ないのが現実となっています。体力の強い企業であれば、CSR活動に対するコストとしてみなすことも可能ですが、体力の弱い企業では、そのコストは会社の経営に大きなインパクトを与えかねないため、やむなく断念しているところもあります。
そこで、SDGsの理念に共感し食品リサイクルを進めたくとも、コスト面で断念している団体でコンソーシアムを結成することを提案したいです。
従来各団体でバラバラに行っていた食品残渣(生ゴミ)の収集運搬を一括して行うことで収集運搬費の低減を図るとともに、一括処理(リサイクル)によりリサイクル費用の抑制をも図る、具体的には、コンソーシアムにおいて食品残渣(生ゴミ)の収集運搬とリサイクルを一括して請け負うことで、廃棄量の多少にかかわらず回数当たりで生じていた収集運搬コストを抑制することができるとともに、リサイクル処理においてもボリュームメリットが生じることが期待できます。