私共ベルテックスは精密射出成形用金型の設計・製作をコア技術に精密射出成形品を製造する会社です。1989年に京都市内で操業を開始した弊社は、1996年に東広島市黒瀬町で広島工場の操業を開始しました。広島工場では、民生用や車載用のコネクターと呼ばれるプラスチック部品を中心に、他には産業機器用、住宅機器用の成形品を生産しています。2002年に操業を開始した京都工場ではクリーンルームを完備しており、医療・理化学分野を中心に清浄な環境が求められる成形品を生産しています。
弊社の強みは超精密金型の設計・製作から成形品の生産、組み立てまでの工程を自社工場内で一貫して行える事です。また、自動検査装置、自動組立装置と組み合わせる事で、人の手を介さないライン構築も可能です。この事は、製品の開発段階から上市後の量産までの工程を滞りなくスムーズ行うことができますので、広くお客様のニーズにお応え出来ます。
SDGsの達成においては、「9産業と技術革新の基盤を作ろう」「12つくる責任、つかう責任」のゴールに相当する高品質高性能な製品の提供はもちろん、それらを手掛ける社員が十分に能力を発揮できる環境、働きやすい職場づくりにも努めています。人材育成には特に力を入れており、自己啓発教育をオンライン登録して、全社員がいつでもどこでも学習できる環境を構築。会社という枠のみにとらわれず、公私で広く活躍できる人材になれるよう後押ししています。また、ハラスメントやメンタルヘルス不調のない職場環境を整え、定期的なストレスチェックなどを実施。さらに働きがいを生むきっかけとして、ワークライフバランスの醸成を支援し、社員の有給休暇取得を推進しています。安全で快適に働き続けられる職場を作るため、新しく生産管理システムの導入や検査の自動化で長時間労働を抑制。5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動や安全パトロールの実施で作業環境を改善し、安全衛生の向上を目指しています。
プラスチックを扱う企業であることから、環境負荷の低減についても積極的に取組んでいます。工程内不良や立ち上げ時間の改善で省エネルギー化を進め、太陽光発電等の再生可能エネルギーや省エネ設備を導入。CO2排出量を削減しています。また、環境負荷化学物質に適合する資材を使用することで、環境に悪影響を与える物質の流出を防止。資材のリサイクル、リユースも行っています。
目指すのは、顧客やサプライヤーの皆様をはじめとする、すべての関係各所と公平・公正を基本とした相互の信頼関係を高め、共に発展していくこと。事業を展開する国や地域への理解を深め地域貢献活動にも関わりながら、堅実で革新的な経営を推進していきます。
株式会社ベルテックス