“まちに馴染みたい”という思いが原点
祖父が安芸区船越町で同業の会社を営んでいたこともあり、別地域で同じ事業を興してみてはと考えたのが弊社のスタートです。縁もゆかりもない東広島を開業の地に選んだのは、冬になると雪が降る地域であり、人口も増えていることから、ここでならタイヤ業の仕事に将来性があるのではないかと考えたからでした。もとは建設機械の営業をしていた父が先代を務め、2017年に私が代表取締役に就任しました。事業内容はタイヤの販売や取り付けで、そのうちの9割が自社トラックを持つ物流や建築業などの法人のお客様です。これまで東広島に縁がなかったことから、早く地域に馴染みたい、もっとここで事業をしている人たちとつながりたいという思いで、まちが今どんなことをしているのか、行政の動きをよくチェックしています。SDGs未来都市東広島推進パートナー制度に応募したのも、そういった行動を起こしている地元の企業と知り合えたらという思いがありました。また、以前から若い社員が定着しにくく、色々なルールが曖昧になっているという自社の課題があったため、それらを解決できればとSDGsを基盤にしたさまざまな取組みを行っています。