株式会社サンライズタイヤ
サービス
会社をより良くしていくために
Interview
“まちに馴染みたい”という思いが原点
祖父が安芸区船越町で同業の会社を営んでいたこともあり、別地域で同じ事業を興してみてはと考えたのが弊社のスタートです。縁もゆかりもない東広島を開業の地に選んだのは、冬になると雪が降る地域であり、人口も増えていることから、ここでならタイヤ業の仕事に将来性があるのではないかと考えたからでした。もとは建設機械の営業をしていた父が先代を務め、2017年に私が代表取締役に就任しました。事業内容はタイヤの販売や取り付けで、そのうちの9割が自社トラックを持つ物流や建築業などの法人のお客様です。これまで東広島に縁がなかったことから、早く地域に馴染みたい、もっとここで事業をしている人たちとつながりたいという思いで、まちが今どんなことをしているのか、行政の動きをよくチェックしています。SDGs未来都市東広島推進パートナー制度に応募したのも、そういった行動を起こしている地元の企業と知り合えたらという思いがありました。また、以前から若い社員が定着しにくく、色々なルールが曖昧になっているという自社の課題があったため、それらを解決できればとSDGsを基盤にしたさまざまな取組みを行っています。

SDGsの概念を取り入れ

働きやすい自慢の会社に

株式会社サンライズタイヤサービス
代表取締役 白井 政志さん
公開日:2022年7月

サンライズタイヤサービスのSDGs実践

食事の楽しさを知る「社長メシ」
私たちの仕事は体が資本。よく食べ、よく休むことを推奨しています。皆で食卓を囲んで食事の楽しさを実感できればと、私の手料理を社員に振る舞う「社長メシ」を月に一度行っています。もともとアウトドア好きなのでキャンプ道具を使いたいと思い、BBQやカレーなどワイルドな料理が多いです。社員は皆本当によく食べるので食べ残しはゼロ。居酒屋に飲みに行ってお酒をたくさん注文しても、料理を残すことはありません。食事のありがたさを社内全員で共有しています。
対応するSDGs ゴール
女性の雇用ができる体制づくり
タイヤ交換作業などは力仕事であり、汚れることも多く、ほぼ男性社員なのが実情です。しかし近年では「車に関わる仕事がしたい」と、女性の応募も増えています。学校からの実習生やインターンシップ希望があれば、男女問わず積極的に受け入れたいです。また、変わりつつある時代に対応できればと、おむつ交換台のある広いトイレを新設したり扱いやすい機械工具を増やし、女性でも働ける職場環境を整えています。同時に社員の年収引き上げなどを行い離職率0%を目指していきます。
対応するSDGs ゴール
時流に乗ったサービスや製品の開発
製造業を営んでいる方からの要望で、自動運転ができるゴルフカートの開発を進めています。同様の製品は世に出ているのですが新品は価格が高いため、中古品に手を加えればコストが抑えられ、色々なところで需要があるのではと考えています。また、タイヤ交換できる設備や自家発電の機能を備えたトラックを用意し、災害現場などで役に立ちたいと思っています。いずれは道の駅でタイヤのエアーチェックなども行い、地域貢献できる活動を展開していきたいです。
対応するSDGs ゴール
環境に優しい廃タイヤの活用
廃タイヤはメーカーに渡しリサイクルタイヤや化学燃料に生まれ変わっています。近年では鞄やサンダルなどのアップサイクル品も登場しているため、ほかに何か活用法はないかと考えていたところ、徳島県にあるオフグリッド(公共インフラを必要としない)ハウスに出合うことができました。この建物では古タイヤが壁材として活用されています。こちらに倣い、環境に優しい観光拠点となるような建物を東広島に建てられないか、複数の地元企業と検討をしています。
対応するSDGs ゴール
SDGs理念を取り入れ未来を構築
小さな会社のため、アットホームな反面、決まりごとがゆるくなってしまい働きづらくなっていた弊社ですが、SDGsをベースにした色々な活動を展開することで、少しずつ変わりつつあると感じています。雰囲気が明るく、互いを思いやり合うような心が育まれてきました。私もそんな社員たちの変化に応えるべく、より働きやすい会社づくりに力を注ぎたいと思っています。会社が成長すれば地域の雇用も創出できるので、まずは新卒採用を継続して行っていきたいです。また、最近では自動車整備士専門学校を卒業した外国人の就職希望もあるので、そこも積極的に採用ができればと考えています。以前、会社の研修で訪れたベトナムやカンボジアは、まだまだ自動車産業が発展途上だと感じました。もしもそういった外国の方がうちで働くことがあるならば、知識や技術だけでなく、タイヤ業を通じて行えるSDGs達成への取組みも学んでもらい、母国に持ち帰ってほしいと思います。東広島が目指すSDGsゴール達成は2030年に設定されており、その点もまた、パートナー制度に応募した理由の一つです。2030年という節目で、自社の取組みはどのような成果をもたらすことができたのか、振り返るポイントになればと考えています。今後もまちとともに、SDGsの概念をしっかりと浸透させながら、未来を構築していきたいです。
企業・団体情報
社名
株式会社サンライズタイヤサービス
会社紹介
タイヤ・ホイール販売を中心に、自動車や建設車両の修理、整備などを行う。経営理念は「すべての人と車の安全を守るために、最良の提案をすること」「誠意を込めて仕事に取組み、強い責任感を持ってお客様の役に立つこと」「つねに挑戦意欲を持ち、つねに学び続けることで人間力を高めること」。現在は男性社員4名、女性パート社員1名が在籍し、地元密着型で事業を展開している。
住所
東広島市高屋町桧山1154-1
電話
082-434-6566
URL
http://www.sunrisetire.jp/