一般社団法人 東広島青年会議所
まちの活性化や賑わいづくりを軸に
Interview
地域に根差し社会貢献度の高い活動を展開
一般社団法人 東広島青年会議所は、「奉仕」「修練」「友情」を活動の基本として、「明るい豊かな社会の実現」を目指し、東広島のまちに住み暮らす人々や、子どもたちの笑顔のために活動を続けている団体です。
青少年育成、会員の資質向上、ボランティアなど、年間を通してあらゆる社会貢献事業を企画展開。とくに40年以上行っている「みどりの少年団活動」は、東広島市の小学校4年生から6年生を対象にしたもので、学校では学べないような“生きた体験”をできる場として活用しています。田植えや収穫作業、獲れたモチ米で餅つきを行ったりなど、自然と触れ合う機会が多々。生き物を大切にする心、自然を守りたいという思いを育んでほしいと考えています。体験を通じて、子どもたちには主体的に物事を考える力が付き、他校の児童と交流も図れます。団員の募集は学校を通じて行っていますが、ありがたいことに毎年定員より多くの応募をいただいています。2025年度も、参加してくれる児童さんたちと共に、より多彩な学びを得ていきたいと思います。
さらに直近では、2024年11月に行われた市制施行50周年を祝う「ひがしひろしまメモリアルパレード」を企画実施致しました。1年ほど前から計画を進め、当日の交通規制や駐車場の確保、協賛金のお願いなど、メンバーで手分けしながら試行錯誤。そもそもどれだけの人が集まるかわからない状況のなか、関係各所と連携を図りながら、手探りでプロジェクトを進めていきました。苦労の連続でしたが、お陰様で当日は約6万人の人が集まり、想像以上に皆さんに喜んでいただけて、笑顔あふれる1日となりました。同時に、東広島青年会議所の存在意義を内外で再認識することもでき、新規で入会してくれたメンバーもいるほどです。
ほかにも講演会や出前授業の実施、イベントの企画など、私たちの活動は多岐にわたります。未来を担う子どもたち、そしてこのまちで暮らすあらゆる人たちに寄り添う、社会貢献度の高いアクションを起こしていきたいです。

若い力で

明るく豊かな

社会を実現

理事長 橘高 智一さん(左)
取締役 宮迫 大輔さん(右)
公開日:2025年8月

東広島青年会議所のSDGs実践

みどりの少年団活動
東広島青年会議所設立当時から継続する活動で、市内の小学校4年生から6年生を団員として募集しています。青年会議所のメンバーが講師となり、学校では学べないような自然と触れ合う体験授業、イベント等を実施。年間約12回の計画で開催しています。夏のサマーキャンプや、卒団旅行として訪れる北海道旅行では、学校の枠を超えた団員同士の絆も育まれ、自主性や協調性といった社会で必要な力を身につける場になっています。
対応するSDGs ゴール
ICT作品コンペティション
デジタル化が進んでいる教育現場の後押しができればと、プログラミングゲームやデジタルイラストの作品を市内の小中学生を対象に募集。審査員としてコンペティションに携わりました。デジタルツール自体が、青年会議所メンバーが学生の頃にはなかったものであり、子どもたちの斬新な視点から得られる気付きもありました。賞を通して、子どもたちは努力の大切さや評価をもらえる喜びを感じることができ、将来的なデジタル人材育成においての一助となりました。
対応するSDGs ゴール
ひがしひろしまメモリアルパレード
東広島市制施行50周年に際し、「ひがしひろしまメモリアルパレード」を計画実施。ディズニー(オリエンタルランド)の協力を得て、パレードを開催することができました。東広島市民はもちろん、遠くは県外からもディズニーファンが訪れるほどの大反響で、子どもから大人までが楽しめるイベントになりました。発想の原点は、「孫がディズニーランドに行きたがっているけど、足が悪くて連れて行ってあげられない」という高齢者の声を聞いて、かつて他団体が企画していたもの。実行まで至らなかったため、今回東広島青年会議所がそのような声に応えられればと企画を実現させました。誰もが笑顔になれる場、そして「自分たちの暮らすまちでこれだけのことができる」という、シビックプライドの醸成につながりました。
対応するSDGs ゴール
SDGsアクティブシチズンなどの出前授業
SDGsの概念をもっと広めようという動きがあった2019年、賀茂高校から依頼を受けてSDGsの出前講座を開催。子どもたちにSDGsの理念や現代の社会課題、目指すゴールについてなどの講演を行いました。その後も、会員が持ち回りで、なぜ今の仕事に就いたのか、どういった仕事をしているのかなどを話す社会人講座を実施。子どもたちに、進路や仕事について考える契機を作っています。
対応するSDGs ゴール
SDGsカードゲーム作成と小学校でのゲーム開催
社会課題について考えるきっかけになればと、SDGsのカードゲームを発案。青年会議所のメンバーや地元の大学生らでつくる実行委員会で約1年かけて作成を行いました。環境問題や食糧問題について書かれた問題カードと、それらを解決するエコバッグやソーラーパネルといった「取組みカード」の組み合わせで、みずから解決策を考える仕様になっています。作成段階では実際に市内の小学校でゲーム大会を実施し、わかりづらかった部分を改良させて完成。市内の公共施設などに50セット寄贈しました。
対応するSDGs ゴール
多文化共生社会を実現したい 理事長 橘高 智一さん
東広島市は、近年外国人や県外からの移住者が増えています。私たちが目指すのは、そういった異なる文化を持つ人たちと互いの違いを認め合い、相互に良い刺激を受けて高め合っていける共生の社会です。今後は外国人向けの日本文化を体験してもらうイベントなどを企画し、多様性あるまちづくりの一助になればと考えています。また、SDGs未来都市東広島推進パートナーとなったことで、私たち自身があらためてSDGsとは何か、持続可能な社会とはどういったものかを考える良いきっかけになりました。
子どもたちが主役の活動を
専務理事 宮迫 大輔さん
東広島青年会議所は、国際交流員会やまちづくり委員会など、8つの委員会に分かれて活動しています。私自身、さまざまな委員を経験するなかで、まちに対する愛着や、もっとまちを良くしていきたいという思いが以前よりもずっと強くなりました。さまざまな社会課題があるとは思うのですが、未来を担っていく子どもたちが自主的に物事を考えたり、自発的に行動ができるような、“子ども主体の活動”を主軸に展開していきたいです。そしていずれはその子たちがまちを背負い、地域の活性化に一役買ってくれることを期待しています。
企業・団体情報
団体名
一般社団法人 東広島青年会議所
団体紹介
1977年に、広島県内で12番目の青年会議所として誕生。理事長の所信に基づき、1年間であらゆる社会貢献事業を企画展開する。小売・販売業、建設業、製造業、不動産業、士業といったさまざまな職業の、経営者を中心とした20歳から40歳までの青年で構成。2025年度の東広島青年会議所においては、約90名のメンバーで活動を行う。会員は相互啓発を図り、公共心を養いながら、地域との協働により社会の発展に貢献する。
住所
東広島市西条昭和町17-23(事務局)
電話
082-422-6889
URL
http://www.hhjc.jp