広島工場の食堂には、環境保全や労災予防などの情報に加え、SDGsについても掲示しています。積極的な情報提供で例えば「コンプレッサーの空気漏れを防げば、省エネになり環境保全に役立つ」といった考え方を浸透させるのが目的です。そうすれば全員がベクトルを合わせて、「日頃の改善活動は、SDGsの目標達成につながっている」という思いで意欲的に業務を遂行できると考えています。
弊社は自動車照明のパイオニアとして、夜間の交通死亡事故ゼロを目指しています。2015（平成27）年に開発したヘッドランプのADBシステムは、ハイビーム光を自動制御して、対向車にまぶしさを感じさせることなく、ドライバーが高い視認性を確保できる画期的なシステムです。広島工場ではこのADBシステムを使用したヘッドランプを製造。より安全性が高い最新システムを自動車にいち早く搭載できるよう、自動車メーカーとの連携を深めています。
広島工場の次の目標は、“光”に関連した地域貢献活動を充実させることです。2019年（令和元年）には、呉市郷原町のシンボルである城山のライトアップに協力。地元の皆さまに喜んでいただくと同時に、私たちも自社の製品と技術に誇りを感じることができました。今後は「安全運転のためのヘッドライト講座」を地域のイベントで企画するなど、皆様の安全・安心に繋がる取組みを積極的に行っていきます。