課題、マッチングで解決したい内容
普段生活していて、「この自転車いっつもここにあるな」と思うことはありませんか?
そうした自転車の多くは「放置自転車」と呼ばれ、大きな社会問題となっています。私たちはそうした放置自転車を回収し、再利用していく事業を展開し、ゆくゆくは自転車の無駄遣いが少ない社会を目指しています。
放置自転車問題の一番難しい点は、「その自転車が放置されているかを確かめるのに手間がかかる」という点です。自転車を適当なところに停め、そのまま引っ越してしまった場合、その自転車の所有者を見つけ出すことが難しくなります。捨てるにしても、基本的には所有者の許可が必要となるため、多くの自治体で解決が困難となっているのです。
そこで私たちは、「この自転車いらないなあ」と思ったタイミングで所有者から自転車を譲渡してもらうことで、「放置」自体を未然に防ぎたいと考えています。自転車の譲渡には数枚の書類を書いてもらう必要がありますが、ほぼ無償で行うことができるため、非常にコストパフォーマンスが良いといえます。たとえもう乗れそうにない自転車であっても、まだ使えるパーツを取り外し、別の自転車に付け替えることで「臓器移植」のように活用していくことができます。
しかし、この”セーフティネット”を実現するためには以下の3つの問題があります。
1.放置自転車”予備軍”を回収していることを周知方法について
2.大量に回収した自転車をいかに迅速に整備するかについて
3.回収し、パーツを取り外した自転車=ゴミ自転車の処分方法について
4.整備した自転車をいかに有効利用するかについて
いずれも金銭面・アイデア面・技術面においてまだまだ越えなければならないハードルがいくつもあると考えております。これらいずれかでも構いませんので、何かご協力いただけるようでしたら幸いです。よろしくお願いします。