リレーコラム

県内市町初選定のSDGs未来都市として~建設部

建設部

公開日:2023年2月

持続可能いインフラを整備
内閣府認定する「SDGs未来都市」(SDGs達成け、経済社会環境三側面総合的みで、たな価値創造する提案った自治体認定する制度)に、県内市町めて選定された東広島市。17のグローバル目標と169の具体的なターゲットをげるSDGs(持続可能開発目標)を達成するため、官民一体となって積極的いています。道路河川港湾などの維持管理担当する「建設部」は、多様い、環境にも配慮しながら、持続可能強靭なインフラ整備めています。
建設部 部長
阪垣 多喜豪
建設部 建設管理課 次長
武田
建設部 維持課 課長
桧山 忠久

らしのハードえる建設事業

司会
はじめに、普段どういった業務をされているのか、構成役割えてください。また、建設部業務内容はSDGs達成にどのようにわっているとえていますか。
阪垣
建設部は6つのからっていて、部内統括公共施設管理をする「建設管理課」、市道農道などの新設改良をする「道路建設課」、道路橋梁などの維持修繕う「維持課」、公共事業用地取得および補償地籍調査などを担当する「用地課」、河川港湾計画および工事農業用施設する工事などをう「河川港湾課」、災害復旧事業計画工事情報発信をする「災害復旧推進課」で構成されています。災害復旧推進課しては、平成30豪雨新設されたです。
桧山
全体的には「11 けられるまちづくりを」のゴール達成寄与しているとうのですが、えば農道林道整備するという側面からは「9 産業技術革新基盤をつくろう」にわる部分もあるかもしれません。ひとつだけではなく、色々なゴールにわっているといます。
武田
整備自然環境しい素材いていることをえると「12 つくる責任つかう責任」に部分もあるとうし、公共交通機関などのバリアフリーや、ども、高齢者がいなど、にでもしい歩道道路設備をつくることにおいては「16 平和公正をすべてのに」にてはまる部分もあるのかもしれません。ガードレールやカーブミラーの設置など、事故いところはどこなのか警察協議したり、通学路危険箇所について教育委員会ったりもするので、たちの仕事色々機関との連携必要です。そういった意味で「17 パートナーシップで目標達成しよう」というゴールにも関係しているとえます。
桧山
ちなみに、JICAが実施している公務員対象にした開発途上国研修において、講義ったりもしています。開発途上国道路維持管理向上にも貢献できているので、国際的なパートナーシップにも寄与していますね。

土木工学がまちの土台をつくる

司会
まちのインフラを整備するにあたっての、課題解決策えてください。また業務遂行するにあたり、どのようないでまれていますか。
桧山
課題色々とあり、地域によってなっています。えば過疎んでいる地域では人手不足による問題浮上しています。市道農道整備には定期的除草作業などが必要になるんですが、すべて行政うとコストがかかるため、ある程度地域住民やボランティアのにおいをしているんです。けれど、近年では山間部などのエリアで過疎高齢化がますますみ、作業える人材がいません。現状防草シートを使ったりコンクリート舗装をして、がかからない整備でカバーしています。
武田
中心部では、人口増加による課題がありますね。もともと東広島はクルマに依存している傾向があるのですが、中心部がクルマを使用すると渋滞こすんです。また、クルマの排気ガスによるCO2の増大懸念されます。まちが今後どのようにわっていくのか、ある程度予測てながら道路計画整備っていくのが大事なのですが、このあたりは交通工学とか都市工学とか、専門研究をされている大学先生方のおりたいところです。
阪垣
大学知見りたいということにおいては、防災同様です。災害復旧推進課では平成30豪雨災害復旧工事予定よりれている状況です。90%以上完了しているのですが、ただ復旧させるのでなく、防災観点から工事めることが大事だとえています。までは標準的工事をしてきましたが、それではいけないんじゃないか、標準でおさまらない部分もあるんじゃないかとめていて。東広島地形地質気候条件など、色々なことを加味して工事整備めることが、防災力アップにつながるとえています。このあたりの視点は、大学先生方のご協力をぜひいただきたいですね。
桧山
ほかにも、道路河川などの施設整備むにつれて、管理する施設増加し、老朽化進行していることから、維持管理する費用年々えています。すべての施設修繕方針め、最少経費最大効果発揮しなければなりません。部局でのマネジメントがより重要になってくるんじゃないでしょうか。
阪垣
われわれがやっていることは、「土木工学」という学問がベースになっているんですね。土木工学という言葉だけをると建設系かべるとうのですが、英語だと「civil engineering」と表記されます。直訳すると「市民工学」です。たちはもともと土木学問意義面白さや多様性じ、この世界りました。建設会社やコンサルタントという選択肢もありましたが、道路だけ、河川だけに特化するのではなく、計画工事など、ごとまちづくりにわりたくて市役所んだんです。その原点れず、市民生活根底からえているというりをって、業務たりたいとっています。
桧山
土木工学にもているのですが、生活産業活動基盤となる施設す「インフラ」という言葉英語で「infrastructure」と表記し、直訳すると「下部構造」という意味になります。たちのしていることは裏方ですが、まちの基盤となる土台そのものをつくっています。しっかりとした土台がなければ、いくらいものをつくろうとってもちません。そんな重要部分っているという責任覚悟ちたいですね。
武田
橋梁道路といったきなものから、過疎エリアの水路といったさなものまで、たちは色々なインフラを整備しています。大小わらずどちらも大切であることにいはなくて、そしてどちらの仕事にも「ありがとう」という言葉がついてきます。感謝された、「この仕事をしていてかったな」とつくづくうし、「うれしい」「やってかった」という気持ちを、これからもわらずけて業務邁進したいです。

インフラ整備うプライド

司会
SDGsについてのいや、ご自身目標などがあればえてください。
阪垣
土木わってきましたが、これまでやってきたことはすべてSDGsの本質につながっているものなんだ、間違ってなかったんだといういです。自身原点れないように、土木工学しさや面白さを業務再発見しながら、まちの整備保全めていきたいです。
武田
にも環境にもしく、らしやすいまちづくりに貢献できればといます。安全でゆったりとした歩道点字ブロックの整備など、市民さんが安心してらせるようなインフラ整備っていきたいです。
桧山
冒頭に、たちの業務は「11 けられるまちづくりを」のSDGsゴールにわっているとおししましたが、「まちづくり」ってしい建設物がいきがちなんです。もちろんも、「きな道路やトンネルをつくってみたい」と、そんな気持ちで土木世界みました。けれど、こうして行政土木分野手掛けるで、つくるよりも維持管理重要なんじゃないかということに気付きました。つくることが主役なのではなく、維持主役。そんなプライドをめて、これからもけられるまちづくりに貢献したいといます。