リレーコラム

県内市町初選定のSDGs未来都市として ~産業部

産業部

公開日:2023年2月

イノベーションでたな仕事づくり
内閣府認定する「SDGs未来都市」(SDGs達成け、経済社会環境三側面総合的取組みで、たな価値創造する提案った自治体認定する制度)に、県内市町めて選定された東広島市。17のグローバル目標と169の具体的なターゲットをげるSDGs(持続可能開発目標)を達成するため、官民一体となって積極的いています。農業林業水産業といったまちの産業全体わり、仕事づくりに注力している産業えるSDGsとはなのか、所属している3いました。
産業部 部長
鈴木 嘉一郎
産業創造担当 理事
中村
産業部 農林水産課 次長
松島 玉奈

農林水産業える問題焦点

司会
はじめに、さんがされている業務内容についてえてください。また、現状えている課題にはどんなものがありますか。
鈴木
たち「産業」は、「農林水産」「産業振興」「ブランド推進」にきくかれており、農林水産業支援産業支援観光振興農林水産物販路拡大することなどを担当しています。野菜栽培わる「広島園芸センター」も我々管轄です。広島める「SDGs未来都市計画」においては、「づくり」「らしづくり」などいくつかのがあり、たちの業務は「仕事づくり」に関係しているとえています。課題色々とありますが、その仕事づくりをむために、や、事業者さん同士をつなげたりすることが重要だとっています。
松島
広島にはかなもあるのですが、保全いていなかったり、資源有効活用できていなかったり、不足問題まされているといった状況があります。これらを解決するためにも、色々事業者さんとつながることが有効手立てです。
中村
企業さんのにはたちにはない知見やアイデアをっているところがたくさんあります。そういったところの知恵りることが課題解決につながっていますね。近年カーボンニュートラルの取組みがめられていて、2030にはCO2を50%削減、2050にはCO2排出ゼロにという目標げられています。もちろん広島でもカーボンニュートラルの宣言しており、さまざまな企業さんがっている取組みをバックアップしていかねばなりません。えばめている、建物でエネルギーを使わないZEB(Net Zero Energy Building)や、首都圏中心しているESG(環境社会、ガバナンスの3つの頭文字わせた言葉)の評価制度がまだ浸透していないとじるので、この部分積極的げていくのも課題だとじます。

企業をつなげ、課題解決

司会
えている課題解決するため、具体的にどのような取組みをされているのでしょうか。
中村
ほどったZEBやESGにしては、セミナーの開催大手企業地元企業のマッチングをっています。また、エネの取組みをめるため、事業者さんのエネルギー消費現在どのようになっているのか、現状把握課題発見のためにエネルギー診断めています。こちらは生活環境主体となっていていますが、我々企業向支援等のPRにわっています。今後は、企業さんがこういう取組みをされているよとらせられるような、情報共有ができるプラットフォームをつくっていきたいです。
松島
冒頭べた保全資源有効活用についても、色々事業者さんや市民連携することが重要です。だったら間伐材燃料として使うというような活用法もあるのですが、して搬出して…となると、コストがかかり負担きくなりますよね。ただ最近では、というフィールドに関心企業さんがく、環境保全活動一環として手入れを積極的ってくれているんです。くと「〇〇の」など、企業さんのした看板結構かけますよね。ああいったかたちで一部保有して活用してくださっているので、森林れていくのをげたり、生育環境再生せています。また、里山しむという意味で、「みどりの少年」の活動応援しています。これは市内在住小学校4から6のメンバーで構成されている団体で、植樹清掃といった野山への奉仕活動野営学習などをじて環境保全緑化推進関心つことを目的にしています。次代どもたちの意識醸成するのもまた、将来的課題解決につながるとえています。
中村
ほどの連携でいうと、企業さんとつながったことで課題解決できた事例でもあるんです。近年海底汚泥問題になっているのですが、この海域をきれいにするため、広島大学名誉教授山本先生げた流域圏環境再生センターとマイクロンがタッグをんで、牡蠣殻焼成し、海底散布して浄化するというプロジェクトをめられています。色々技術っている企業さんや大学などが集積しているのは、連携における広島みですね。
松島
農業においても、連携必須だとうんです。最初におしした不足解消については世代参入必要になってくるとうんですが、その世代従来農業従事者っていない技術やアイデアをしています。えば近年注目されているスマート農業、これを今後どうれていくかが、農業効率不足解消一助になるとえています。広島どころとしてもられているので、持続可能農業のあり模索していきたいですね。
鈴木
今日座談会っている「ミライノ+」は、企業がつながりしいアイデアがまれるような、まさにそういう場所だとうんです。農業従事者いもここでいましたよね。2019にオープンして以来1000以上利用してもらっていますが、各種セミナーや講座、ワークショップなど、色々なかたちで活用されています。「イノベーションラボ」と銘打っているり、ここからまでにない技術革新創出されることをっています。

1+1をにして目標達成目指

司会
最後に、SDGsについてうことや、目指すビジョンがあればえてください。
鈴木
たちがしていることは、SDGsゴールでいうところの「14 かさをろう」や「15 かさもろう」にもわっているとうし、産業でいえば「8 きがいも経済成長も」「9 産業技術革新基盤をつくろう」「11 けられるまちづくりを」に関係してくるともえています。もちろん、連携意味では「17 パートナーシップで目標達成しよう」にもきく寄与しているとっています。これからも仕事づくりというきをいて、SDGsの理念れながら、持続可能農林水産業のかたちをっていきたいですね。
中村
SDGsって最近言葉ですが、して未知のものや舶来概念ではないとうんですよ。日本にはから「よし、よし、世間よし」といわれる近江商人活動理念す「三方よし」という言葉がありますが、この“自分利益だけではなく、である顧客はもちろん、にとってもいものであるべきだ”というえが、風土として根付いているとうんです。このえが具現したものがSDGsだとえるがしっくりくるというか。企業さんのにはたりのようにこの意識づき、収益だけでなく、社会課題自分たちがどう解決していくかを命題にしているところがくあります。たちはそういったところとって、のステップにどうつなげていくかえていかねばなりません。さらに広島には、大学研究機関集積し、さまざまなレベルの企業さんがい、社会経済循環をつくっていける土壌っています。これらをうまく活用していけば、おのずとSDGs達成うのではないでしょうか。
松島
中村理事がおっしゃった近江商人ではないですが、どのSDGsゴールも自分だけではなく、みんなの利益につながるものですよね。たち公務は、市民やまちのため、かのためにとって業務邁進しています。今後もこの精神れず、日々仕事じてSDGs達成貢献できればといます。
鈴木
色々なところの知見りながら、もちろん部局同士連携大切にし、1+1がになるようなきで、目標達成けて前進していきたいですね。